あなたはこれまでに、カメラで撮影した写真に白っぽい霧のようなものが写っていた経験がありますか?
最初はピンボケか、何らかの光が屈折して入り込んでしまったのか、なんて思うかも知れませんが、ごく希にではありますがこの現象には霊的な意味が込められていることがあります。
多くの場合は単なる撮り損いに過ぎませんが、どう考えてもそんな「白い霧」のようなものが写り込むことが想定できない状況にもかかわらず写り込んでしまうことがあります。
そういう場合は単なる偶然として片づけない方がいいかも知れません。
偶然ではなく、重要なメッセージを私たちに送るシンボルとしての可能性を持っている可能性があります。
本記事ではこの「白い霧」の霊的な意味を掘り下げてご紹介します。
例によって、まずはスピリチュアル界隈の嘘つきたちの説明を紹介し、それに私が反論していくというスタイルで進めていきますね。
それにより、いかに多くの嘘が溢れているかが理解できますから。
白い霧の霊的な解釈
スピリチュアルな視点から見た、写真に映る白い霧の背後に隠されたメッセージを探ります。
白い霧のスピリチュアルな解釈は以下のようなものが挙げられます。
– 守護霊の示唆
– 上位存在との繋がり
– エネルギーの変化を示すサイン
– 精霊や自然のエネルギーの表れ
– 霊的な浄化の兆し
– 潜在意識からのサイン
これらを一つ一つ詳しく解説していきますね。
故人からの伝言
白い霧は、故人が写真を通じてあなたに何かを伝えたいというシンボルである可能性があります。
霊的な存在が何か大切なことを伝えたいときに、写真に姿を現すことがあります。
こういう場合、写り込んだものには何らかのメッセージが込められています。
たとえばあなたが故人に何か伝えたいことがあるのに、それを伝えられずに逝ってしまったような場合、言いたいことは「ちゃんと伝わっているよ、心配するな」というメッセージとして写真に痕跡を残すわけです。
この痕跡はあなたがその写真を見ることで必ず気付くはずです。
気付くような「なにか」を写真に写り込ませるのですから当然ですね。
写り込むものは今回のテーマのような「白い霧」が何かの形になって写っていたり、もっと直接的な何かが写り込んでいたり、何らかのヒントが写っていたりと様々です。
あなたは故人に対して伝えきれない思いを残していても、故人にはちゃんと伝わっているものです。
それが「あちらの世界」の特徴ですからね。
あなたがいつまでもそれを気にかけて生きづらさを抱えている場合、それを解放するために敢えて写真にメッセージを残すことがあります。
守護霊の示唆
写真に白い霧が写る場合、それは守護霊が近くにいることを示しているかもしれません。
守護霊の存在は、安心感を与え、危険から守るサインとも言えます。
この霧は、あなたが正しい道を歩むための霊的な導きとなるでしょう。
通常、守護霊は決して出しゃばるようなことはしません。
あなたが求めない限り、勝手に守護霊の方から何らかの意志を持って写り込んでくるなんてことはまずあり得ません。
ですから写真に守護霊が「白い霧」として写り込むのはごくごく稀なことで、ほぼゼロに近いと思って間違いありません。
上位存在との繋がり
白い霧が現れることは、上位の存在とのつながりを示している場合があります。
天使やスピリチュアルガイドが近づいていることを表すことがあります。
特に重要な人生の節目や、不安を感じている時に、これらの存在からのサポートを感じることがあります。
・・・なんてことをまことしやかに言ってくるスピリチュアル関連の人が大勢いますが、これもほぼあり得ません。
先ほどの守護霊と同様、こちらが求めてもいないのに自分の方からズケズケと写真に写り込もうとする図々しい上位存在なんていませんよ。笑
特に天使なんて宗教上の都合で創り上げられたフィクションですから、そんなものが写り込むわけがありません。
また、あなたのガイドも、勝手に写り込むことはあり得ません。
彼ら(ガイド)のスタンスは「聞かれたら答える」ですので、あなたの側に何らかの思いがない限り写真に写り込むなんて真似はしませんから。
エネルギーの変化を示すサイン
白い霧が写真に現れるとき、それは環境のエネルギーが変化している兆しと見ることができます。
例えば急激な気圧変化とか、湿度の増加に伴って空気中の水蒸気の粒子が乱反射して写り込むとか。
これらは霊的な現象ではなく、気象現象として説明の付くものです。
とかくスピリチュアル系の人たち(私もスピリチュアルの専門家ではありますが)は、すぐに何か霊的なものにしたがりますが、そういうことはほとんど起きないと思っていて間違いありません。
そこに強いスピリチュアルなエネルギーが集まってきて写真に写り込む、なんて説明している人もいますが、だいたいが何の根拠もない嘘っぱちです。
スピリチュアルなんて、そういう嘘ばかり吹聴する輩の巣窟ですから気をつけましょうね。
精霊や自然のエネルギーの表れ
野外で撮影された写真に白い霧が映り込むことがあります。
これは、その場所に強く存在する自然の精霊や力を表している場合があります。
自然の力や精霊たちが、その存在を示しているかもしれません。
その場所への感謝の意を持つことで、より深い繋がりを感じ取ることが可能です。
・・・って説明している人もいますが、これもスピリチュアルを知らない人の言い草です。
先ほどから繰り返し言っていますが、非物質の存在たちは自己主張なんてしません。
こちらが求めるからこれに答えることはあっても、自分から「私はここにいるよ」みたいにアピールしてくることは無いんですよ。
嘘はいけませんよ、嘘は。
霊的な浄化の兆し
写真に白い霧が映るとき、それはスピリチュアルな浄化の過程が進んでいるサインかもしれません。
あなた自身やその場のエネルギーがクリーニングされ、ポジティブな方向へと変わっていく兆候です。
この霧が現れることで、古いエネルギーが取り除かれ、新しい始まりのメッセージを受け取っている可能性があります。
・・・アハハ。笑
何ですか浄化って?
百歩譲って、あなたがスピリチュアル的に浄化を始めているとしても、何故それが写真に写り込まなきゃいけないんでしょうか?
そんな面倒くさいことしなくても、ただ浄化をプロセスを進めればいいだけじゃないですか。
浄化が進んでいるとしても、写真に写り込むとかそんなまどろっこしいことが起きるわけがない。
これもスピリチュアル界隈に蔓延る「スピリチュアル嘘あるある」ですね。
潜在意識からのサイン
白い霧は、あなたの潜在意識からのサインとして現れることがあります。
写真に写った霧が、内面に抱える未解決の感情や問題を表していることがあるのです。
このサインに気づくことで、自己の内面に向き合い、精神的な浄化や成長の機会を得ることができます。
・・・白い霧が潜在意識からのサイン?
潜在意識から何らかのサインがくるときには写真に白い霧が写り込むのでしょうか?
これもあり得ませんね。
潜在意識が何らかの問題を抱えているときには、確かにいろいろな形でサインがあるのは事実です。
しかしながらそれが白い霧に限定されると言うことはありません。
万にひとつ白い霧が写真に写り込むことで潜在意識が何らかのサインを送っていることもあるかも知れませんが、それを以て白い霧が潜在意識からのサインと言い切ってしまうのはあまりに乱暴というべきでしょう。
写真に映る白い霧のスピリチュアルなメッセージの要約
写真に映る白い霧は、私たちにさまざまなスピリチュアルなメッセージを送ると言われていますが、そのほとんどは何の根拠もないテキトーは嘘八百だということがお分かりいただけましたか?
多くの場合(というか99.99%は)写真に白い霧が写り込んだとすれば、それは単なるブレや光の乱反射、撮り損いです。
何らかのスピリチュアルな意味があると思う方が夢があって素敵ではありますが、世の中そんなに甘くはありません。
以前、写真に多くのオーブが写り込んだことがありましたが、このオーブも大半は撮影時に空気中の水蒸気の粒子が写ってしまっただけのことです。
あるいは精度の低いレンズで写すときだけ写るとか。
これはスピリチュアルな現象ではなく普通に科学で説明がつくことです。
何でもかんでも無理やりスピリチュアルな方向に結びつけようとする現在のスピリチュアル界隈の風潮は本当に困ったものだと思います。
あなたもこういうデタラメに騙されないようお気をつけくださいね。
ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。