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ヘミシンクって怪しい?音を聴くだけで変性意識状態になれるってマジ?

ヘミシンクって怪しい?

ヘミシンク?
ああ知ってる知ってる、あれ怪しいよね。

なんて会話をときどき耳にします。

だって怪しいでしょ、音を聴くだけでトリップするなんて有り得ないし。
おまけに死んだ人と会話が出来たり自分の過去世を見たりできるって、どう考えても怪しいでしょ。
え、あなた興味あるの?
やめといたほうが良いって、悪いことは言わないからさ、欺されて泣きを見るのはあなただからね。

・・・みたいな、ありがたい助言(?)をしてくれる人、いますよね。

でもそれって私から言わせれば、写真を撮られると魂が吸い取られる(昔の人はそう言って写真に写るのを拒んだそうですよ)って未だに信じてる人と同じくらい、時代錯誤も甚だしいです。

テレビに映る人を見て、テレビの中に人がいると思っちゃうのと変わらないレベルです。

だからヘミシンクが怪しいなんて、恥ずかしいから言っちゃダメですよ。笑

て言っても、ヘミシンクが怪しいと言ってる人も一見もっともらしい説明をしてきますから、それがデタラメだと言うことをここではっきりとさせていこうと思います。

今回の記事を読めば、ヘミシンクが怪しいか怪しくないか、はっきりと判りますよ。

 

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ヘミシンクは本当に怪しいのか?

ヘミシンクが怪しいとか危険とか言っている人は、少ないながらもいます。

私はこうしたいわゆるネガティブな書き込みそのものは、歓迎しないまでもあってもいいと思っています。

なぜなら、人それぞれ何をどう思おうが考えようが、その考えそのものは致し方のないものだと思うからです。

どんなに素晴らしいものでも必ず一定数の「アンチ」は存在しますから、ヘミシンクに関しても悪く言う人をゼロにすることはできないでしょう。

そしてこうした情報を無防備に鵜呑みにしてしまう人も一定数するのも事実です。

人間というのはまことに面白い生き物で、知らないことに触れると警戒します。

で、それが警戒すべきものなのかそうでないかを自分なりに調べようとします。

たとえばヘミシンク。

ヘミシンクって面白そうだし興味があるんだけど、ホントに大丈夫なものなのだろうか、と思った人はネットでいろいろと調べ始めます。

そして「ヘミシンクってすごい」とか「ヘミシンク最高」みたいな情報を見つけてますます興味を膨らませているところに「ヘミシンクは危険」とか「ヘミシンクって怪しい」みたいな情報が飛び込んでくると、コロッとその情報に欺されてしまいます。

欺されてしまうと書きましたが、危険とか怪しいというフレーズを何の疑いもなしに信じ込んでしまうと言う意味です。

ヘミシンクすごい、とか、ヘミシンク最高、みたいな情報に関しては用心深く色々と調べるくせに、危険とか怪しいと言う情報はその一言で簡単に信じてしまう。

そして「怪しいものなら近づくのは止めておこう」なんて思ってしまうわけです。

安心したくてさまざまな情報を手当たり次第に検索し、そして情報過多となった挙げ句何が本当で何がデタラメかも判らなくなってしまう。

私に言わせれば、何とも勿体ない話です。

で、ヘミシンクは本当に怪しいものなんでしょうか?

 

怪しんでいる人の言い分

まずは「ヘミシンクって怪しい」と言っている人の言い分から紹介していきましょう。

彼らがどんなことを言っていて、それがどれほどの根拠があるのかを見ていきたいと思います。

 

ヘッドフォンで音を聴いて幽体離脱なんて、どう考えても怪しい

ヘッドフォンで音を聴くだけで神秘体験やら何やらができてしまうなんて、普通に考えておかしいでしょう、そんなこと本気で言っているなら怪しいと思われても仕方が無いのでは?

ヘミシンクは特殊なサウンドパターンをヘッドフォンを通して聴くことで、脳波を変性意識状態へと誘導するものです。

ヘミシンクについての詳細は以下の記事をご参照ください。

▼関連記事▼
ヘミシンクとは?公認トレーナーが嘘やデタラメを排除して解説!

 

ヘミシンクを聴くと幽体離脱する・・・

これはヘミシンクの開発者であるロバート・モンローが自らの体外離脱体験をきっかけにヘミシンクを開発したことから「ヘミシンクを聴けば幽体離脱できる」みたいな言説が広まったものです。

ヘミシンクそのものは、意識を変性意識状態へと誘導するためのサウンドテクノロジーで、決して幽体離脱だけを目的にしたものではありません。

また、仮にヘミシンクを聴くことで幽体離脱したと言う人がいたとしても、それはあくまでその人の「体験」であり幽体離脱したことを客観的に示すものでもありません。

ヘミシンクによる体験とは、どこまでも「主観」であり客観性をとるものではないんです。

こういう書き方をすると「ほら見ろ、なにも証明できないんだろ、やっぱり怪しいものだったんだ」なんて得意満面になる人がいますが、そうではありません。

何でもかんでも証明しろ、証拠を見せろ、科学的に説明しろと言う人がいますが、何だかなぁって感じです・・・

良いですか、すべてが科学で説明出来るなんて思っているなら大間違いですよ。

世の中には科学で説明出来るものの方が遙かに少なく、多くのことは科学では説明が付きません。

科学(ここでは自然科学を指します)というのは「形のあるもの」を対象にした学問であり、形があるからこそ観測(測定)が可能となり、また証明が可能となります。

逆を言えば、形のないものに関しては科学の対象ではありません。

形がないが故に、それを観測(測定)することもできなければそれが起きることを証明することもできません。

そして形のないものの代表格とも言えるのが「意識」です。

現段階では、意識についてどんなに些細なことでさえ科学で何かを証明することはできません。

なぜなら意識には形がないからですね。

そして幽体離脱体験も、この意識下で起きることなんです。

ある人がヘミシンクを聴くことで幽体離脱を体験したとして、それに関して他人が肯定したり否定したりすることはできないということです。

本人がその体験が真実だと思うなら、それがその人の真実です。

そして他の人がそれが真実かどうかを知るためには、自分で体験してみるしかありません。

で、ヘミシンクを聴いてみて幽体離脱を体験できなかったとしても、それはその人の体験でありその人にとってはそれが真実なわけです。

形のないものとは得てしてそういうものです。

科学で立証されるような一意の答えがあるものではありません。

ですから、体験すらしていない人が偉そうに理屈をこねても意味が無いということです。

 

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セミナーに参加して前世を見たなんて、すごく怪しい

情報共有サイトなどを見ていると、夫が変なセミナーに参加して自分の前世を見たとか言い出した、なにか怪しいものに引っかかってしまったのでは・・・なんて質問がありました。

そしてその質問に対する答えの多くは「あんなものに欺されてはいけない」のような、あたかもヘミシンクが詐欺的なものであるかのようなものでした。

で、そういう書き込みの中には「医者が危険だと言っていた」などと書いているものもありましたが、それを書いている人はどうやら医者本人ではないようです。

つまり、ヘミシンクを怪しいと言っている人たちはほとんど全員が「ヘミシンクを聴いたことがない」人たち、という点で共通しているんですよ。

聴いたこともないのにヘミシンクは怪しい、だって音を聴くだけで幽体離脱なんて科学的に有り得ない、医者が危険だと言っている、そもそも意識が肉体から遊離するなんて真実とは思えない、だからヘミシンクは怪しい、って。

たしかにヘミシンクを聴くことで自分の前世を見たという体験が本物かどうかを証明することはできません。

その理由は前段で言及したように、意識の世界は科学で説明の付かない世界だからですね。

にもかかわらず、そんなの非科学的だとか言う人たち。

そりゃそうでしょ、非科学なんだから。

非科学について、科学的に説明・証明できないから怪しいと言うのって、言いがかり以外の何ものでもありませんから。

医者がヘミシンクは危険、といっている理由はほとんどが「脳波を意図的にコントロールすると脳に悪影響があるから」というもののようです。

しかし実際にヘミシンクを聴くことで、脳のどの部位がどのように悪影響を受けるのか、その結果どうなってしまうのかを合理的に説明しているものを私は見たことがありません。

すべての文献を調べたうえで言っているわけではないため断定はできませんが、ヘミシンクが危険といっている医者が実際に研究し合理的に説明出来るだけのデータの元で「危険」と言っているのなら、それを示して頂きたいものです。

脳波をコントロールするから危険、というのは、クルマが制限速度を超えてスピードが出るから危険、といっているのと変わりませんよ。

いくらスピードが出たとしても、それを制御するのは運転している人間です。

人間の制御を超えて暴走するなら確かに危険ですが、故障していない限りそんなことは起きません。

人間が制御する限り、クルマがいくらスピードが出ようとも制限速度の範囲内で走るわけです。

ヘミシンクも同様で、意識を制御しているのは私たち人間です。

例えばヘヴィメタが嫌いな人にヘヴィメタを聴かせれば、途中で聴くのを止めますよね、だって嫌いなんだから我慢して聞き続ける必要なんて無いんですから。

ヘミシンクも同じで、脳波をコントロールされるのを拒みたければいくらでも拒むことができます。

これは実際にヘミシンクを聴いてみれば分かることです。

実際に聴いている人と聴いたこともないのにペラッペラに薄い知識でテキトーなことを言っている人と、どちらの言うことが信用できますか?

 

まともな社会人ならヘミシンクなんて信じるはずがない

幽体離脱とか死後世界とか前世とか地球外知的生命とのコンタクトとか、まともな大人ならそんなの信じないでしょ、だからヘミシンクなんて信じるに値しないし怪しいと言っているんだ。

出ました「まともな大人」論!

私が最も卑怯だと思う論法です。

何ですか、まともな大人って。

自分がまともで、その自分が認めていないことを言う人はまともじゃないと決めつけるって、これもある意味「選民思想」の一種ですね。

自分や自分と同じ考え方をする人は正しくて、そうではない人は間違っている、まともじゃない、まともじゃないから下に見て良い、と。

あなたが本当に大人なら、自分と異なった考えや意見の人を認めたうえで、間違いを指摘すれば良いだけのことでしょう。

それを一切せず、思いきり曖昧な「まともな大人」という尺度を持ち出して相手を馬鹿にする。

たしかに幽体離脱とか死後世界の存在とか生まれ変わりとか、そういうことって一般的には市民権を得るに至っていない考え方かも知れませんが、だからといってそれを信じている人をまともじゃないと一刀両断にしてしまうなら、何がどうまともじゃないのかをちゃんと説明して頂きたいものです。

納得できる説明なら、納得しますよ。

でも納得できる説明なんてできないでしょ?

大人なのに相手を納得させられる説明すら出来ずただ否定する方が、よほどまともじゃないと思うのは私だけでしょうか。

 

科学的にありえない

ヘミシンクが「科学的ではない」という意見をよく耳にしますが、これははっきりと間違っています。

ヘミシンクそのものは、左右の耳に周波数差のある音を聴かせることでその周波数差に相当する脳波を脳幹で生成するとう「バイノーラルビート」を応用したものです。

この技術そのものは完全に科学的なものであり、その原理も結果も科学的に証明されています。

ですからヘミシンクそのものは科学的に説明の付くものなんですよ。

ヘミシンクはこの原理を用いて、特定の脳波へと意識を誘導していくわけですが、その特定の意識と言うのが通常の意識とは異なる「変性意識状態」と呼ばれる意識状態なわけです。

ヘミシンクは、覚醒している(起きている)ときにはなりにくい意識状態、たとえば瞑想状態や半覚醒状態、睡眠時の意識状態などに誘導することが出来ます。

その状態、すなわち変性意識状態で起きてくるさまざまなことを体験できるワケですが、この体験が科学的には説明しようのないものだったりするわけです。

つまりヘミシンク自体は科学的なものでも、それによって起きてくる体験は科学の範疇を大きく超えている、と。

ですから科学的にあり得ないのは体験そのものであり、ヘミシンクは単なるサウンドテクノロジーに過ぎません。

そこのところ、勘違いしないようにしてくださいね。

 

百聞は一見にしかず

ここまでの説明で、怪しいのはヘミシンクではなくヘミシンクによって引き起こされる体験の方だと言うことがご理解いただけたと思います。

そしてその体験は意識という「形のない」つまり「非物質」により引き起こされるもののため、科学的になんて説明できるはずがないんですよ。

それを科学的じゃないとか、まともな大人なら信じないとか、そういう見解そのものに意味がないわけで。

だって「非科学」なんですから。

で、ここまでの説明でお分かりかと思いますけど、ヘミシンクが本当に怪しいのか怪しくないのかを知りたければ、もう自分で試してみるしか方法はないんですよ。

ここで問題となってくるのが「ヘミシンクは安全か、危険は無いのか」ということでしょう。

私はヘミシンクをほぼ毎日のように聴いて、もう15年以上経ちますが、少なくとも自覚できる身体的・精神的異常はいっさいありません。

また、私がこれまでに接してきた何百人というセミナー参加者さんの中にもヘミシンクを聴くことで何らかの異常を来したという話は聞いたことがありません。

論理的ではありませんが、私は自分自身の経験則からヘミシンクが危険なものだとは思っていませんから、他の人からヘミシンクの危険性について問われれば「安全ですよ」とお答えしています。

前段で、ある医者がヘミシンクは危険だと言っていたという話がありましたが、本当に危険ならもっと大騒ぎになっているはずですし、その医者ももっと声を大にして主張すれば良いではないかと思うわけですが・・・そんなことは起きていませんよね。

まあヘミシンクは実際に脳波を特定の意識状態へと誘導するわけですから、それによって脳に何らかの影響が出る可能性はゼロではない、という考えに関しては私も納得します。

納得しますが、ヘミシンクが開発されて50年以上にわたり、世界中で数多くの人がヘミシンクを聴き続けてきているにもかかわらず、脳に悪影響があるという研究結果が一切無いのはどうしてなんでしょうか。

そしてヘミシンクは怪しいと言う人に限って、聴くなら何があっても自己責任ですよ、あなた自身が実験台になるんですよ、なんて脅かすわけです。

そんなの当たり前のことでしょうに。

映画を観て、音楽を聴いて、感情が揺さぶられる体験をする人がいても、それは個人の問題ですよね。

たとえそれが気分を害するような思いを伴ったとしても、それで映画や音楽が危険だなんて誰も言わないでしょう?

もういい加減、そういう幼稚なことを言うのは止めませんか。

もしもあなたがヘミシンクに興味があって、もっと深く知りたいと思うなら、自分でヘミシンクを試してみれば良いだけのことですよ。

怪しいとか危険とか言う声がありますが、それってこれまでに説明した程度のものですから。

百聞は一見にしかず。

すべては自分で確かめれば、答えは自ずと分かります。

 

結局のところ

今回はヘミシンクが怪しいものなのか、について説明してきました。

私が言いたいことはすべてこの記事に込めたつもりですので、あとはこの記事を読んだあなたが判断して頂ければと思います。

ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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