なんか理由は分からないんだけど、あの人と一緒にいると居心地が悪いし凄く疲れる。
そんな相手っていますよね。
相手に悪気が無いのは分かるんだけど、一緒にいるとなぜか疲れる・・・
これって何なんでしょうね?
実はこの「一緒にいて話すと疲れる人」にはれっきとした理由があるんです。
今回はその理由についてわかりやすく説明するとともに、対処法も伝授したいと思います。
どうぞ最後までお付き合いくださいね。
なぜその人と話すと疲れるのか(3つの理由)
実は、話をすると疲れる人というのは共通する特徴があります。
いろいろと理由をたくさん挙げているサイトも見かけますが、突き詰めていくと以下の3つに集約されます。
ではこれからその3つの「話すと疲れる理由」について見ていきましょう。
互いの波長が共鳴しない
話をしていて、なんとなくかみ合わないと感じることってありませんか?
あなたのツボと相手のツボが微妙にずれているとか。
まあ不快に感じるとまではいかなくとも、一定時間以上話をしているとだんだん疲れてきますよね。
これ、相手の波動とあなたの波動が微妙にズレていることから起こるんです。
人間ってみんな、ひとりひとり固有の波動を持っていて、この波動が共鳴している相手とは話していても疲れないし話も弾みます。
逆に波動がズレていると、ちょっとしたことで不協和音が生じてしまいます。
ほら、楽器なんかのチューニングがズレているとなんか嫌な感じの音になりますよね。
あれと同じことです。
人間に限らず世の中に存在する全てのものは固有の波動を持っています。
あなたの身の回りのものも全て波動を持っていて、あなたの持つ波動と共鳴しています。
波動共鳴するから「いいな」と思いそれを手に入れるわけです。
洋服を買おうと思ってショップに行くと、こんなのが欲しいと思っていたのと違う服が目にとまり、結局それを買って帰ったなんて経験あるでしょう?
あれ、目に付いた服があなたと波動共鳴した結果です。
で、ずっと気に入って持っていたようなものでも「もういいかな」とか思って捨ててしまうこともありますが、あれはあなたの波動と共鳴しなくなったためにあなたから離れていくわけです。
事ほど左様に、波動共鳴したものはあなたの身近なものになり波動共鳴しなくなったものはあなたの身の回りから離れていきます。
ものの場合、このように簡単です。
だってすべてあなたの意思で完結するからですね。
しかし相手が人間の場合、あなたの一存で身近に置くとか離れるとか決められません。
あなたがもう、一緒にいて話をすると疲れるからこの人とは離れたいと思ったとしても、相手が同じように考えてくれるとは限らないからです。
この違いは波動に関する「感度」の問題です。
あなたは敏感に波動のズレを感じたとしても、相手はのんきに「おまえとは親友だから」とか言いながらいつまでも近くに寄ってくることもあるでしょう。
最初は凄くウマが合って仲良くなった相手なのに、ある出来事がきっかけで急に仲違いするようになったなんて経験もあると思いますが、これはあなたもしくは相手のどちらか、あるいは両方が何らかの理由で変化し、これまで共鳴していた互いの波動が共鳴しなくなってしまった結果です。
波動というのはさまざまな要因で変化しますから、こういうことも普通に起きてくるんですね。
関係性が対等ではない
福沢諭吉は学問のすゝめの中で「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言っています。
この部分だけの意味を汲めば人は平等であるとなりますが、実はこれには続きがあって、人は平等だと言うけれど頭のいい人もいれば悪い人もいる、裕福な人もいれば生活に困窮している人もいる。
この違いはどこから来るんだろう、そうか勉強が重要なんじゃね?
というわけで福沢諭吉は学問を勧めていくわけですね。
まあ本来の意味は兎も角、経済的な差とか知識の差などで人に上下をつけるべきでないことはお分かりですよね。
にもかかわらず、その点について勘違いしている人のなんと多いことでしょう。
会社での上司と部下、お店の店主とお客さん、年上と年下・・・
こうした違いが人に上下をつける理由になんてならないにもかかわらず、上司は自分が偉いと勘違いして部下に対して横柄な態度をとり、お客さんは店の店主に対して威圧的な態度をとる。
どんな立場の違いがあったとしても、どちらかが偉いとかいうことはない。
こんな基本的なことすら理解できず、相手にマウントをとってくる人は大勢います。
こういう人と接すると疲れると思いませんか?
全ての人間は対等な関係にあるにもかかわらず、それを理解できない人とはお付き合いしたくないなと思いつつも、さまざまな理由から相手を無碍(むげ)に出来ない・・・
そりゃ疲れますって。
エナジーバンパイア
エナジーバンパイアという言葉を聞いたことがありますか。
直訳すると「エネルギーの吸血鬼」となりますが、要は接する相手のエネルギーをことごとく吸い取ってしまう人のことです。
このエナジーバンパイア、すごく厄介な存在です。
本人にはほぼ例外なく自覚がありません。
つまり悪意がないんです。
意図的にあなたに意地悪してやろうとか、不快な思いをさせてやろうとか思っているわけではなく、本人は無意識に呼吸をするがごとく相手のエネルギーを吸いとっています。
ですからあなたがエナジーバンパイアと接すると、単に話をしているだけとか一緒にいるだけでエネルギーを吸われてしまい、結果としてあなたは疲れ果ててしまうわけです。
・攻撃性が強い
・無意識に他人に依存する
・悲劇の主人公だと思っている
・ダークトライアド
エナジーバンパイアはこれらの特徴を有すと言われていますが、これについてもう少し詳しく見ていきましょう。
攻撃性が強い
簡単に言えば、自分の思い通りにならないと相手を攻撃して自分が優位に立てるまで相手をたたき続けます。
これは自分自身の弱さの裏返しとも言え、それを隠すために相手を攻撃し自分が優れていると主張します。
普通の人ならそんなことをしても自分が強くなれるわけではないことを知っているため、そういう攻撃性の強い人と接してもやり合ったりしません。
その分、疲れるというわけです。
無意識に他人に依存する
エナジーバンパイアは例外なく他人依存です。
自分以外の誰かに寄り添い相手のエネルギーを吸い取ります。
・思い通りにならないと相手をとことん攻撃する
・自分ですべきことも相手にやらせようとする
・気に入らないと文句・愚痴を言う
こういう人があなたの隣にやってきて誰かの悪口を散々聞かされたり、あれ持ってきて、これやって、とか何でもあなたに振ってきたりされたら・・・
あなたはどっと疲れ、その分相手は元気になっていくわけです。
悲劇の主人公だと思っている
相手を攻撃するのとは対照的に、このタイプの人は自分が悲劇の主人公であるかのように振る舞います。
そうすることで相手の同情を買おうとします。
自分はものすごく不幸な人間だ、こんなにも恵まれていない、どうしようもなく不遇だ・・・
そう言いながらも、自分の境遇を変えようと努力することは一切ありません。
だって自分が不幸でいる限りずっと悲劇の主人公でいられるわけですから、その境遇から抜け出す努力なんてするはずがありません。
でも、自分の不遇を嘆くばかりで何もしようとしない人が周りにいたら、どっと疲れると思いませんか?
不幸自慢で相手からエネルギーを吸い取っていくわけです。
ダークトライアド
直訳すると「悪の3要素」となります。
このダークトライアドという言葉、心理学用語なんですね。
心理学では悪の気質を持つ要素として以下の3つを挙げています。
自己愛(ナルシシズム)
人並み外れて自己承認欲求が強い人をナルシストと言いますが、まさにこの自己愛が最初の要素です。
ことあるごとに自分の自慢話をする、誰かと会話していてもムリにでも割り込んできて「自分語り」をはじめる、何の話をしていても「私の場合は」みたいに自分の話をし始める・・・
いるでしょう、こういう人。笑
本人には自覚がありませんから、自分が自分語りに終始していることに全く気付いていません。
でも周りの人は辟易としている場合がほとんどで、疲れます。
マキャベリズム(マキャベリ主義)
マキャベリズム、あまり聞き慣れない言葉だと思います。
マキャベリズムとは「目的の達成のためなら手段を選ばない権謀術数」のことです。
自分の利益のためなら平気で嘘をついたり他人を利用したり傷つけたりします。
このタイプは「大事なのは自分だけ」と本気で考えているため、自分のために他人がどうなろうがお構いなしです。
いかに周りを巻き込んで自分がのし上がっていくか、そのためにいかに人間関係を自分に有利にコントロールするかが人生成功の鍵と思っているため、相手をコントロールしたり操作したりすることになんの躊躇もありません。
あなたの周りにも、こうした人いるんじゃないですか?
疲れますよね、そういう人と一緒に過ごすって。
サイコパス
ダークトライアドの中でもっとも悪意のあるものです。
他人を困らせたり陥れたりすることに躊躇がないどころか、むしろそうした状況を見たりすることに快感を感じるタイプです。
あなたが大事にしているものを壊したり、あなたの恋人を自分が好きなわけでもないのに奪っていまったり。
そしてあなたが困ったり傷ついたりする様を見て快楽を覚える・・・
相当ヤバいやつですね。
ここまで色々と紹介してきましたが、どのタイプも「あ、いるいるこういう人」と心当たりがあるんじゃないでしょうか?
どれも自分事で考えるととんでもなく疲れそうな人ばかりですが、意外にもこういう人はとても多いんです。
加えて、あなたが意識していないような場面であなたを疲れさせている人たちもいます。
次章ではそういう「間接的」にあなたを疲れさせる人について紹介していきます。
直接の接触はないがあなたを疲れさせる人たち
あなたと直接接する人であれば「あ、この人はエナジーバンパイアだ」とか分かるわけですが、あなたは自分で気付くことなくあなたを疲れさせる人がたくさんいるってご存じでしょうか。
その代表的なものをいくつか見ていきたいと思います。
人の多い場所
バーゲン会場とか通勤電車、大きな街の人混みなど多くの人で溢れている場所に行ってくると、家に帰ったときにどっと疲れていたりしませんか?
周りにいる人たちと何らかのコミュニケーションをとったわけでもないのに、なぜ疲れてしまうのでしょう。
その理由はあなたの周りにいる人たちの波動を浴びてしまっているからです。
狭い場所に数多くの人と一緒にいるだけで、さまざまな人の波動を浴びる。
その波動は必ずしもあなたと共鳴するものばかりではありません。
むしろ共鳴しない波動の方が多いでしょう。
たとえば満員電車の中にいると「会社に行きたくないな」「ああ今日の営業会議は憂鬱だなぁ」「遅刻しそうだ、ああイライラする」など、多くのネガティブな感情が渦巻いているものです。
そういう波動をあなたは身近でたっぷりと浴びているわけですから、そりゃ疲れますよね。
渋滞
通勤時間帯の幹線道路や土日の高速道路など、たくさんのクルマが道に溢れかえっています。
クルマの中でハンドルを握っているドライバーの多くはイライラしていることでしょう。
ドライバーたちは「ったく、急いでいるのこの渋滞なんとかならないのかよ」「トイレに行きたいのに早く進んでくれよ」「楽しかったドライブが台無しだ」なんて思っているわけです。
そんな渋滞のまっただ中にいれば、もうネガティブな波動を浴び放題です。笑
病院
病院はネガティブなエネルギーの巣窟です。
ケガをしたり病気になったりした人が集まる場所ですから、その中に身を置けば好ましくない波動をふんだんに浴びる羽目になってしまいます。
病院に行ってウキウキしたり愉快な気分になる人っていないでしょう?
だから病院に見舞いに行って帰ってくると、心身ともに疲れるわけです。
こうした間接的な人との接触は、直接会話をしたりするわけではありませんが間違いなく疲れます。
ね、あなたの周りってあなたを疲れさせる人たちで溢れかえっているんです。
話すと疲れる人からの影響を最小限にするには(対処法)
あなたの周りであなたを疲れさせる人たちからの影響を最小限にする方法があるなら知りたい。
そう思いませんか?
実はあるんです、それもものすごく簡単な方法が。
それはあなたの周りに「結界」を張れば良いんです。
結界?なんだそれ、アニメじゃないんだから。
なんて思っていませんか?
結界はアニメの世界だけの話じゃありませんよ、アニメが結界を有名にした経緯はありますが、私たち人間が本来持っている能力のひとつです。
結界というのは「目に見えないエネルギーのシールド」のことで、あなたの「思い」で簡単に張ることが出来るものです。
本稿では波動の話を散々していますが、波動だって目に見えないものですが確かに存在してあなたに影響を及ぼしているものです。
結界もそういう意味では波動と同様「目に見えないエネルギー」で、確かな効果があるものです。
あなた自身の周りに「影響を受けたくないエネルギーを寄せ付けない」という思いでシールドを張り巡らせることで、あなたにとって好ましくないエネルギーから身を守ることが出来ます。
やり方は簡単、自分の周りに透明な膜が出来ていることを想像するだけです。
その膜があることで、嫌なエネルギーに触れることなく過ごせるとイメージすれば良いんです。
え、そんなことで結界って張れるの?
はい、そんな簡単なことで結界は張れます。
人の思いってものすごく強力なものですから、あなたが思ったり感じたりするだけで周りに大きな影響を及ぼすんです。
今回の記事のテーマでもある「話すと疲れる人」だって、あなたの近くでコミュニケーションをとっているだけのことなのに、あなたは疲れてしまうわけでしょう?
これだって、あなたの思いと相手の思いが共鳴しないからですよね?
思いって、あなたが考えている以上に強力なんですよ。
だから結界だって、あなたが思うだけで張ることが出来るんです。
とても簡単なことですが効果絶大ですので、是非お試しくださいね。
総括すると
今回は、話すと疲れる人について、その理由と対処法をスピリチュアルな視点で詳しく説明してきました。
全ては目に見えないエネルギーのなせる技。
だったら対処法だって目に見えないエネルギーで結界を張れば良いんです。
やってみると分かりますが、結界を張るだけで様々なことが起きてきます。
疲れる人と会う機会が激減するとか、いつも混んでいる道ががら空きとか・・・
そんなバカな、と思うなら試してみれば良いです。
きっとビックリしますよ。笑
ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。