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夢に出てくる人って相手が想ってるから?これスピリチュアル的に考えて本当か嘘かを明確に解説します

夢に出てくる人って相手が想ってるから?

普段は夢なんて覚えていないのに、なぜか夕べ見た夢ははっきりと覚えている。

その夢に出てきた人・・・

なぜその人はあなたの夢に出てきたのでしょうか?

それまではまったく気にしたこともなかった人なのに、夢に出てきたせいで妙に気になってしまう。

もしかして夢に出てきた人は私のことを想っている・・・?

さて、その人が夢に出てきたのはあなたのことを想っているからでしょうか?

今回はその辺について、変な誤解を与えないようしっかりと説明していきますね。

 

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その人はなぜあなたの夢に出てきたのか?

ただ夢に出てきただけなのに、それ以来気になって仕方がない。

まったく見ず知らずの人ならまだしも、なまじ知っている人が出てきたせいで余計にいろいろと考えてしまう、なんてこともありますよね。

さてさて、なぜその人が夢に出てきたのでしょうか。

その答えについて、科学では説明が出来ません。

とはいうものの、科学もなんとか夢の正体を暴き出そうと一生懸命に研究を続けてはいますが、現状はまったく解明できていないというのが現状です。

いやいや、科学では「睡眠中に脳が記憶整理をしていて、その片鱗が夢となって出てくる」って説明しているではないかって?

あなたはそんな説明で納得できるんですか?

科学は夢についてなにひとつ断言していません。
これまでの研究から「どうやらそうらしい」と言っているに過ぎません。
だって確証がないんですから断言なんて出来ません。

科学はあくまで実証主義ですから、合理的な説明の出来る確証が必須なんです。

ですから科学が夢について言えることは「わからない」ということだけです。

科学に答えが出せないからと言っても、夢は毎晩のように見ます。

そしてあなたは夢に出てきた人についてその理由が知りたいんですよね?

そうなると、スピリチュアルに答えを求めるしかありません。

特に夢について積極的に踏み込んでいるのは夢占いですから、夢占いに頼ろうとしてしまう気持ちは分かります。

巷には数多くの占い師たちがあなたの夢に様々な解釈を与えてくれます。

 

夢占いでは何と言っている?

夢に見た内容や登場人物から吉凶を占う。

日本ではなんと日本最古の歴史書と言われる古事記や日本書紀にも夢占いが出てきます。

まあ古事記や日本書紀が編纂された奈良時代は、今以上にスピリチュアルな時代ですから、夢で吉凶を占ったり祈祷師を頼ったりということは盛んに行われていたでしょう。

しかし21世紀の現代においても、夢占いを頼る人はたくさんいます。

現代の夢占いは19世紀の心理学がベースとなっています。
19世紀には多くの心理学者が夢について様々な解釈を試みました。

なかでもフロイトの提唱した「夢判断」は、夢に出てきた事象をシンボリックに解釈することで心理的な側面を読み取ろうとしたことから、このシンボル解釈は現代の夢占いの基本的な解釈の元となっています。

夢に出てくる人というのは「他人の姿を借りた自分自身の無意識からの働きかけ」であるとする夢占いのスタンスはまさに、フロイトの提唱した夢判断とほとんど同じものと言えます。

では、夢占いでは具体的にどのような解釈をしているのかを見ていきましょう。

 

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好きな人が出てきた場合

夢にあなたの好きな人、好意を寄せている人が出てきた場合。

夢占いでは「相手があなたを想っているのではなくあなたがそうなって欲しい」という「あなた自身の願望」が夢に現れたと判断します。

つまりあなたがその人と親密な関係になっている夢ならば、あなたの願望としてその人とそういう関係になりたいということです。

しかしその人と夢の中で喧嘩をしていた場合、あなたの願望としてその人と険悪になることを望んでいるわけではありません。

その逆で、今後ふたりの二人の関係性は深まっていくことを示唆しています。

これは、喧嘩する関係というのは親密であるということから来ていて、喧嘩、険悪、より親密という流れになっていくと言うことなんですね。

 

嫌いな人が出てきた場合

逆にあなたの嫌いな人が夢に出てくる場合。

これは翌朝目覚めてすごく不愉快になりますよね。笑

嫌いな人なんてできるだけ近寄りたくないのに、夢にまで出てくるなんて、トホホ・・・

でも夢に出てくる「あなたの嫌いな人」は、あなた自身の抱えている問題とかトラブルの象徴と言われているんです。

つまりあなたの問題やトラブルが、嫌いな人の姿をして夢に現れているんです。

そして嫌いな人は夢の中であなたに問題やトラブルの解決策やヒントを与えてくれています。

夢の中であなたは嫌いな人とどんな会話を交わしましたか?
嫌いな人はどんな行動をとっていましたか?

そこに問題解決のヒントがあるかもしれません。

 

職場の人が出てきた場合

夢に職場の上司や同僚が出てくる場合。

夢占いでは職場の人は「あなたの仕事に対する姿勢や社会との関係性」の象徴といわれます。

ですから同僚とのやりとりはあなたの社会における身の処し方の暗示です。

夢に出てきた同僚の振る舞いに不快感を感じたなら、現実であなたはその同僚から同じように想われているかもしれません。

上司が出てきてあなたのことを叱責する夢の場合、実際に上司から叱られるようなことをしてしまう暗示です。

夢に職場の人が出てきた場合、自分自身の振る舞いを振り返る良い機会と捉えてみましょう。

 

知らない人が出てきた場合

まったく知らない人が夢に出てきた場合。

その人があなたと同性ならば、その知らない人は「あなたの気付いていないあなた」の象徴です。

その人のちょっとした振る舞いや言葉遣いを思い出してみましょう。

・笑顔が素敵だった
・なんとなく冷たい印象だった
・言い方が嫌みったらしかった
・自己中心的な振る舞いが目についた
・公序良俗に反する人だった・・・

夢に出てきた知らない同性はあなた自身だと思って、自分のなりふりを振り返ってみましょう。

また、夢に出てきた知らない人が異性だった場合、その人はあなたの理想の恋人を象徴しています。

あなたは自分では面食いで外見重視で恋人を選ぶと思っていても、夢に出てきた異性がお世辞にも素敵な人ではなく、むしろ遠慮したいタイプの外見だったとしてもその人の振る舞いや気遣いに好感を持ったとすれば、本当のあなたは外見重視ではなく相手の中身に重きを置いているのかもしれませんね。

そんな自分の恋人に対する理想が分かることで、いままでノーマークだった人が実はあなたの生涯の伴侶になる人と気付くとか・・・

 

今カレ、今カノが出てきた場合

夢にあなたが今付き合っている彼氏、彼女が出てきた場合。

今カレ、今カノはあなたの感情の象徴とされています。

例えば喧嘩する夢の場合、夢とは逆に二人の関係がより深まり今以上に親密になる暗示です。

これは喧嘩の夢が「抑圧からの解放」を意味するため、実際の二人の間のわだかまりや弊害が解きほぐされていくことを暗示しています。

また、今カレ・今カノが泣いている夢の場合、二人の感情的な問題が改善していく暗示です。

今カレ・今カノが夢で殺されてしまう場合、これは吉夢です。
殺される夢は「再生」の象徴ですので、既存の関係が新たなものへと再生されることの暗示です。

 

元カレ、元カノが出てきた場合

夢に元カレ・元カノが出てきた場合。

それは単なる夢なのに、今カレや今カノになんとなくやましいことをしてしまったような気持ちになるものですが、全然そんな風に想う必要はありませんよ。

夢に元カレ・元カノが出てくる場合、過去の関係の復縁を暗示するとかいう意味はありません。

元カレ・元カノの夢は、現在の恋人に関する暗示であり、二人の関係がさらに進展するといういみですから安心してくださいね。

 

死んだ人が出てきた場合

夢に死んだ人が出てきた場合。

死の夢は縁起の悪いものではありません。

死の夢は復活と再生を意味しますので、あなたの運気も生まれ変わって良くなっていくことを暗示しています。

死んだ人が夢に出てきてあなたに何かを言ったり何かをしたりした場合、それはあなたを運気上昇に導くメッセージですから、しっかりと思い出しておきましょう。

 

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夢占いを信じてはいけない理由

・・・とまあ、こんな感じです夢占いって。笑

よく考えてみてくださいね、今まで書いてきたことって何ひとつ占いでも何でもありませんよね。

19世紀にフロイトが提唱した夢の解釈を元にして、それに適当なことを言い足しているだけです。

こういう夢を見た、その意味はこうだ、だからあなたの運気はこうなる、って・・・

もしもあなたがこうした夢占いを疑うこともせず鵜呑みにするとしたら、あなたは相当おめでたい人と言わざるを得ません。

その理由をこれから説明しますね。

 

夢占いは心理学がベースにあるが

これまでに説明してきたとおり、夢占いのベースは心理学にあります。

そういう意味では怪しげな占い師が口から出まかせを言っているわけではありません。

しかしここで考えて欲しいのは、この心理学の解釈が本当に正しいのかという点です。

現にフロイトが提唱した夢判断については否定的な立場をとる心理学者も少なくありませんし、夢がその人の無意識の投影であるにしてもなぜそのような解釈になるのか、いまひとつ釈然としません。

多くの人は科学とか心理学とか「○○学」という言葉を盲目的に信じる傾向がありますが、夢に関してはそうした学問ではなにひとつ結論が出ていないのが現状です。

今回、夢占いでベースにしている心理学に関しても、夢や無意識を一般化して体系化しているに過ぎず、全ての人がそのパターンに当てはまるわけではありません。

同じような夢を見たからと言って、その夢の意味が全ての人に当てはまるわけがないと思いませんか?

気になる夢を見れば、その夢の意味するところを知りたくなるのはわかりますが、パターン化された夢判断に全てを当てはめてしまうというのは考えものですし、さらにそれに適当なでまかせを加えて最もらしく語る夢占いなんて、どうして信じることが出来るでしょうか。

 

夢占いより対面の占いの方がマシな理由

人間の心理なんてパターン化されるわけがないんですよ。

人の心を数値化できないということに関してはあなたも同意すると思いますが、夢占いはそのまま信じてしまうって矛盾しているって気付いていますか?

その点、対面で占う占い師の方がまだマシです。

対面による占いの場合、占い師はあなたと会話しながら占うわけですから、その内容が本当か嘘かは別にしてあなたのために何らかの占いをするわけです。

もちろん、手相占いにしても占星術にしても四柱推命にしても、夢占いと同様にベースとなるものは存在します。

しかし対面によりあなたという「個人」を見ながら、そして話を聞きながら占うため「あなたにしか当てはまらない」要素が色濃く反映されたものとなります。

まあ、どんな占いにしてもベースが存在する段階で怪しいわけですが、占い師とあなたとの会話から出てくる「何か」は多少なりとも信じるに値するものが含まれる可能性はあります。

そういう意味で、ネットで夢占いの情報を探して一喜一憂するよりは対面で占ってもらう方がほんの少しだけですがマシかもね・・・って話です。笑

 

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夢に出てくる人の意味をスピリチュアルな視点で考えると

さて、ここで占いというジャンルから離れてスピリチュアルな視点で考えてみましょう。

夢占いの最大の欠点は心理学をベースにしたことです。

心理学は夢を無意識(潜在意識)の投影であるという考え方をしますが、これは「夢を見るからにはその元になる何かが意識のどこかに存在するはずだ」という考えに立脚しています。

本当でしょうか?

顕在意識であれ潜在意識であれ、本当に意識のどこかに夢の元になる何かが存在するのでしょうか?

意識のどこかに夢の元になる何かが存在するという前提があるから、夢判断や夢占いのような解釈になるわけですが、もしも意識のどこを探しても夢の元になるものが無いとしたら、そもそも夢占いなんて何の意味も無くなってしまいます。

で、スピリチュアルでは夢の元は意識には存在しない、と考えます。

 

寝ているときの意識の所在

あなたが寝ているとき、自分が寝ていることを認識しながら寝ていますか?

寝ているときには意識は完全に無く、従って寝ていることに気付くのは「目が覚めたとき」です。

目が覚めてはじめて「あ、寝てたんだ」と気付くわけです。

つまり人間が寝ているときには意識が無いため、自分がどのような状態なのかを認識することが出来ません。

にもかかわらず、目が覚めると自分が夢を見ていたことに気付く。

つまりあなたが寝ている間、意識は無くても夢は見ているということです。

スピリチュアルの視点では、寝ているときに意識は肉体から離れて別のところに行っている、と考えます。

別のところとは、物質の存在しない世界「非物質世界」です。

非物質世界には物質が存在しないため、あらゆる物理法則が通用しません。
まあ物理法則は「物質」に適用される法則ですから、非物質はこの法則に縛られるはずも無いんですが。

非物質世界には時間の概念も空間の概念も存在しませんから、その世界を物質世界で正確に描写したり説明したり理解したりすることは困難です。

そもそも物質が存在しませんから、そこには「個」という概念も無いわけです。

つまりあなたとか私とか、そういう個を識別する概念も存在しない。

別の言い方をすれば、全ての意識は個として存在していないということです。
つまり、ありとあらゆるものは繋がっているということです。

ね、なんだかよく分からないでしょう?笑

これ仕方がないんですよ、私たちの思考は完全に物質ありきのもののため、非物質世界を説明する場合にも完全に物質的な言い回しを排除することが出来ないんです。

だから、なんとなく分かった気になってください。笑

私たちは寝ている間、意識が肉体から離れて非物質世界に行っている。

 

意識はあらゆることを全て「知って」いる

非物質世界には「個」という概念が存在しないため、全宇宙のすべてとあなたは繋がっている状態になります。

そこにはあなたの家族や友人知人はもちろん、見たことも会ったこともないような人の意識とも繋がっていますし、すでに亡くなってしまった人の意識とも繋がっています。

これを言い換えると、あなたの意識は寝ている間には「必要な全ての情報と繋がっている」ということです。

で、目が覚めたときに「あなたにとって必要な情報」が記憶に残っている。

そしてあなたはそれを「夢をみていた」と認識するわけです。

ですから夢の元となるものは、あなたの意識に存在するものではなくあなたの意識が非物質世界と繋がることで得た情報と言うことなんですね。

ですから夢の意味を、心理学のようにパターン化して判断するのは意味の無いことといえます。

あなたにとって必要な情報を、意識が非物質世界から持ち帰ってきたもの、それが夢の正体ですから、その意味は人によってまったく違って当たり前なんです。

○○な夢は運気上昇の兆し、なんて決して信じるべきでは無いと言うことがご理解いただけましたでしょうか?

夢の意味に関しては、夢占いに求めるのではなくあなた自身の勘に頼って感じるままに解釈し行動するのが最も正しいといえます。

 

総括すると

今回は夢についてスピリチュアルな視点から解説しました。

夢に出てくる人があなたを想っているかどうか、それは夢占いで判断することではありません。

あなたが夢に出てきた人に関してどのように感じるのか、そして何をどうするのが良いと感じるのか。

そうした部分はあなた自身の「勘」に頼るのが最も正確です。

勘はあなたが想っている以上に精度の高いセンサなんですから。

 

ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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